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Newberrysound Vocal Clinic

Vol.20 ビブラート


一般に歌のフレーズの語尾にビブラートがかかっていると

「うまい」「丁寧」「心がこもっている」...等、

どちらかというと良い印象を述べる人が多い事からも

ビブラートのやり方を教えて欲しいという声をよく聞きます。


ですが皆さんがイメージされているビブラートは、

主に歌のフレーズの語尾をビブラートさせる...だと思います。

またそのような場合、喉を使ったビブラート 、いわゆる「こぶし」になっていて、

いかにも「ビブラートをかけました。」という感じになっているのをよく感じます。


私はビブラートはテクニックとして行うものではなく、腹式呼吸で発声していると

自然に、又は必然に発生するダイナミクスの変化のひとつと考えられると思っています。

また正しいビブラートを会得すると力まずにスムーズに声が出るようになります。

実は今回のコラムの目的は...

「語尾の処理としてビブラートをマスターしてもらうため」ではなく、

「力まずにスムーズに声が出せるようにする。」事にあります。


フレーズの語尾にだけかけるのではなく歌全体にかけるというか、

自然にかかってしまうビブラートの習得を目指したいと思います。

もちろんこれをマスター出来れば、当然フレーズの語尾にだけビブラートをかける事

も出来るようになります。



では具体的な練習法を説明致します。


まず腹式呼吸でお腹に息を入れます。

Newberrysound Vocal Clinic Vol.17「腹式呼吸?胸式呼吸?」でも説明しました

お腹に簡単に息が入る方法を思い出して下さい。

http://www.newberrysound.com/newberysound/Clinic17.html

念のために下記に抜粋します。



まず椅子に背筋をまっすぐにして座ってください。

次に上半身を45°位に傾けてください。

この状態で息を吸うと「胸」にではなく「腹」に入りやすいです。

この状態において

胸に息を入れていく「胸式呼吸」をやろうとしても

お腹が膨らむ...「腹式呼吸」になっているはずです。



椅子に座って上半身を45°位に傾けた状態で

息を出来るだけ(限界まで)お腹に入るように吸い

「上の前歯に当てるように」「フー」と息をはいてください。

これを最低5回は繰り返して下さい。


お腹に息は入るようになりましたか?

まだ息が入いりにくい場合は更に上記を繰り返して下さい。

また上記の練習において水を飲む等、水分の補給を怠らないように注意して下さい。



お腹に息は入るようになったら今度は上半身を傾けずに

椅子に背筋をまっすぐにして座ってください。

そして上記と同じようにお腹に息を入れていきます。

次に上記では「フー」と息をはいていた代わりに「アー」と声を出して下さい。


ここで注意して頂きたいのは出来るだけ

「フー」という息と

「アー」という声を同じモードで行うという事です。

大きな声を出そうと無理矢理「アー」と声を出さないで下さい。

「上の前歯に当てるように」

「上アゴに当てるように」

「アー」と声を出して下さい。


次に「アー」と声を出している時に

あなたのお腹と胸の間、左右のアバラ骨の真ん中...

笑いすぎると痛くなってしまう箇所...いわゆる「ミゾオチ」を

手のひらで震わせて下さい。

「震わせる」というより「さする」という位、軽い感じでOKです。


そうするとどうですか?

「アー」という声も震えるのがわかるはずです。

「お腹を震わせれば声も震える」

...当たり前と言えば当たり前と思われるかもしれませんが、

皮肉な事にあなたがビブラートを意識してやろうとすると

喉が反応してしまい、喉を使ったビブラート...いわゆる「こぶし」になってしまう

可能性が高くなってしまいます。

ですがお腹、具体的には「ミゾオチ」を震わせると意識とは関係なく

「声が震えてしまう」はずです。

この時、自分で「ミゾオチ」を震わせているというより

第三者があなたの「ミゾオチ」を震わせている感覚でやって下さい。


「ミゾオチ」を震わせると「声が震えてしまう」 ...この感覚になれるまで

繰り返してください。


これになれたら今度は

「アー」と声を出している時

実際に「ミゾオチ」を手のひらで震わせるのではなく

「ミゾオチ」には触れずに3cm程体から手のひらを浮かせた状態で

手を震わせて下さい。

この時、実際には「ミゾオチ」を震わせていないのですが

「ミゾオチ」を震わせているイメージを持って行って下さい。


どうですか?

声は先程、実際に「ミゾオチ」を震わせていた時と同じ様に

震えましたか?

同じ様に震えるまで繰り返して下さい。


うまく出来る様になったら今度は「ミゾオチ」付近には手を置かず、

例えば目の前等で手のひらを震わせながら

「アー」と声を出してください。

この時も「ミゾオチ」を震わせているイメージを持って行って下さい。

うまく出来ましたか?

うまく出来なかったら、上記のステップをさかのぼって練習して下さい。


うまく出来る様になったら

実際の曲を歌いながら下記の要領でトライしてみましょう。


1 「ミゾオチ」を手のひらで震わせて

2 「ミゾオチ」には触れずに3cm程体から手のひらを浮かせた状態で震わせて

3  目の前等で手のひらを震わせて

4  手を震わせずに


ビブラートを行うにあたって上記の1~3のように手を震わせて行ってはいけない

という事はないと思います。

実際、多くのボーカリスト、特にR&B系のボーカリストの手が

歌っている時、目の前や胸の前等で絶えず動いているのがわかるはずです。


「ビブラート」... シンプルに考えてください。

「お腹の息が入っているところを震わせれば声も震える。」

という事です。

この事は「声」は「喉で」作られるのではなく

「お腹」で作られるという証明にもなります。



いま一度注意事項ですが...

「震わせる」というより「さする」という位、軽い感じでやって下さい。

震わせている手が疲れる場合は力が入りすぎているという事になります。

最初は違和感があるかもしれませんが楽しみながらトライしてみて下さい。



(C)2001 SAGE KOIZUMI / Newberrysound
http://www.newberrysound.com
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