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Newberrysound Vocal Clinic

Vol.14 お腹から声を出す


皆さんは今までに

「お腹から声を出せ」

という言葉を一度は聞いた事があると思います。

でも「お腹から声を出す」「お腹から声が出る」とは

具体的にはどいう事なのでしょうか?


多分いわゆる腹式呼吸で声を出せば良いのだと

理解できる人はいるとは思いますが

では具体的には?

というと理解できる人はそんなに多くないと思います。



突然ですが...

あなたの目の前に誕生日のケーキがあります。

そのケーキの上のロウソクには火がついています。

その火を消して下さい。


その時あなたはどういう動きをしますか?

きっと前かがみになり顔をすこしずつロウソクに近付けながら

「フー」と息をふりかける、と思います。



それでは次の事をしてみてください。


(1) 上記と同じ事をロウソクが目の前にあるつもりで

  「フー」と息をはいてみてください。


(2)前かがみになり顔をすこしずつ前方に移動していく途中で

 「フー」から「ハァー」に変化させてください。

  (念のために...ここでの「フー」「ハァー」は
   息であって声の「フー」「ハァー」ではありません。

  「フー」は上記のようにロウソクの火を消す時...

  「ハァー」は寒い時に手を暖める時...

     に出すそれぞれ息です。)


(3)2と同じく前かがみになり顔をすこしずつ前方に移動していく途中で

 「フー」から「アー」に変化させてください。



(2)(3)において注意してもらいたい事として...


   *「ハァー」も「アー」も「フー」の口から出来るだけ変えないようにする。
  (口を大きく開けない。「フー」と同じ口のままで)

   *「フー」から「ハァー」「アー」に変わる時、言い直さない。

   * 必ず顔をすこしずつ前方に移動していく。


   あくまでもひとつのモーションの中で声が変化していく、
   という意識が重要です。

   最初が「フー」で途中から「ハァー」「アー」に変わるという
   頭の中で考えていく意識ではなく、ちょうどスポーツのフォームの
   ように体で覚えていく意識が必要です。



  (3)において、もしあなたが上記の注意点を守って「アー」を出せれば
   お腹から胸、胸から口にかけて響きを感じられるはずです。

   お腹から口にかけてパイプがあってその中を声が通って
   口から抜けていく...という感覚です。


  その感覚を持てているとき「お腹から声が出ている」事になります。
「声を出している」というより勝手に「声が出ている」...そんな感覚です。



  上記のどの段階、どの過程、どの動作において必要なのは

  「リラックスする」「力を抜く」ことです。

  力んでいては望むべき結果を得る事が出来ません。スポーツと同じです。

  また「大きい声」「強い声」を望む必要もありません。

  正しく発声出来れば『響く声』を得る事が出来ます。

  この『響く声』こそ、いわゆる「腹式呼吸」で作られる声の原点です。

  どんなスポーツでも同じですが最初は「リラックスする」「力を抜く」ことは

  難しいかもしれませんが根気強く頑張って下さい。


(C)2001 SAGE KOIZUMI / Newberrysound
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