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本当の声


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Vol.11 あなたは良い声ですか?

「あなたは良い声ですか?」
と聞かれると多くの方は困る筈です。

世の中には色んな声の人がいます。
「いい声ですね。」と言われる方もいればそうでない方もおられます。
では「いい声」というのはどんな声でしょうか?
それは人によって好きずきがあるし、価値観や定義は違うと思いますが、
ここでは「聞こえやすい声」「聞き取りやすい声」を「良い声」とさせて頂きたいと思います。

あなたが「良い声」かどうか、簡単にチェック出来る方法があります。
あなたの口の前、5cm程離れた所に手をおいて
「こんにちは」と言ってみて下さい。

どうですか?
息が手に当たってしまった人が多いのではないでしょうか?
この状態は、いわゆる「吹き」という状態で、
プロの録音ではNGとなっています。
実はプロの歌手やアナウンサーや声優や俳優といった「声のプロ」以外の人はほぼ
「吹いてしまう」と思います。

私がまだ音楽の仕事を始めた頃に、ある歌手の人のレコーディングに立ち会わせて頂いた事があるのですが、
その時にディクションされていたのが、いわゆる演歌のディレクターを長年やられていた方で
いい意味で昔のプロの価値観を持たれていまして、その歌手の方が歌われるあるフレーズに関して
「吹いてるよ!」と凄い剣幕で怒られていたのを今も覚えています。
プロの歌手としては「吹いてはいけない」という事です。

プロの歌手でない人には関係ない事の様に思われますが
日常会話においても基本的には同じ価値観が存在し、
「吹いている」は日常会話においては
「息が漏れている」という状態と同様の状態です。

息が漏れると、声の成分以外に息が混じるので、相手にとっては聞きづらい声になってしまいます。
どうやったら、「吹かない」「息が漏れない」声になるかは、改めて説明させて頂きたいと思います。

Sage Koizumi / 小泉誠司

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