新型コロナウイルスの影響により開催が危ぶまれる状況での公演となりました。。。

　「本当に開催できるのか？」常にその問いとの背中合わせではありましたが、 対策にご理解とご協力を頂きました皆様のおかげで、無事に終えることができました！

　終演後のお客様アンケートでは、「コロナ対策をしっかりしてくださり、安心して観る事ができました。」という有り難いお声を頂くこともできました。

　ご来場、そして対策へのご理解とご協力誠にありがとうございました！

　この状況のなか、常にベストを尽くして演じましたキャストの今後の活動も、是非応援していただけたらと思います！

 

　今回の朗読劇「赤ずきんと雪の花」は、記念すべき初演でした！つまり、キャストにとってはもちろん、演出担当の千葉千恵巳さん、音楽担当のRuneさんにとっても初めてとなる公演でした。

　しかしながら、そんなことは全く感じさせないくらい、稽古を重ねるごとに各キャラクターが生き生きと個性を帯びるようになり、物語に見事にマッチした音楽によってキャストの演技はより彩り豊かになっていきました。

　そして最終的には、同じ脚本にも関わらずAチームとBチームとでは全く異なるキャラクター像になりながらも、どちらもとても高い完成度の公演となったように思います。

　今回も満員御礼の大盛況で、両チームとも観劇頂いたお客様からは「AとBとで全然違って楽しめた！」というお声も頂くことができました。

　この「赤ずきんと雪の花」も、公演回を重ねるごとに様々なカラーの作品になるのではないかと予感しています。次回の公演もお楽しみに！

　

　2019年7月公演の演者も、チームごとに大きくカラーが異なっていました。

　ただ共通していたのは、どちらのチームも限られた稽古期間のなかで、それぞれの演者がそれぞれのキャラクター像を独自に探求し続けていた点です。一つの役であっても、複数の演技パターンを自分なりに用意して、そのなかから千葉千恵巳さんの丁寧な演出によって一つのキャラクターに固められていく過程がとても印象的でした。結果、どの役も今までに無かったキャラクター像になっていたのではないでしょうか？

　今回もおかげさまで満員御礼の回が複数あり、お客様から笑い声を頂くことも多かったです。

　各演者、そして演出の千葉千恵巳さんが最後までこだわり抜いて創りあげた70分間の物語、お客様にとっても楽しいものであったのならこの上なく嬉しいです。　

 

　2019年3月公演の演者はチームごとに団結力を高めて行っている印象でした。また、そのチーム同士でも高め合っている姿が印象的でした。

短い稽古期間だったため自主練の時間を多く設けたり、相手チームの演技を見て自分たちのチームはどうしようかと方向性を考えたり...切磋琢磨という言葉がぴったりでした。

　お客様からの評判も上々で、ピンポイントで出番がある役でも印象的な演技で、アンケートに役名を書いていただいていたり...。観劇に来た過去出演者からは「今まで一番面白いと思ってしまった！」という声も。

　どちらのキャストも色があり、お客様にも楽しんで頂けた公演となったのではないでしょうか。