声帯さんと仲間たちのお話

知っているようで知っていない発声のしくみ

私が著書「1分でいい声になる!(自由国民社)」で説明した

「声帯さんと仲間たちのお話」 での説明が

お子さんにもわかりやすいと評判だったので

掲載させて頂きます。

「声帯さんと仲間たちのお話」 

声帯さんは言いました。

「私の仕事は声を作るために震えることです。

でも私自身だけでは震えることができないのです。

肺さんからの息があって

はじめて震えることができるのです。

肺さん、できるだけ多くの息を送ってきてくれませんか?」

肺さん 「わかりました。

できるだけ多くの息を声帯さんに届けたいと思います。

でも、実は私自身も息を作ることはできないのです。

鼻さんや口さんにできるだけ多くの息を

送ってくれるように頼んでみます」

口さん 「わかりました。

でも鼻さんの方が適任だと思うのですが…..

私が息を取り込もうとすると、

菌やウィルスも一緒に体内に入ってきやすくなるし、

声帯さんを冷やしたり乾燥させたりするのでやはり、

鼻さんに任せた方が良いと思います」 

鼻さん 「口さん、それでは私が代表して息を体内に取り込みたいと思います。

でもより多くの息を取り込むには顔さんの手伝いが必要です。

顔さんが手伝ってくれた方が多くの息を取り込むことができます」

顔さん 「鼻さん、わかりました。

できるだけ多くの息が鼻さんに入るように、

頬の筋肉を上げたいと思います。

ところで、肺さんにできるだけ多くの息を送れるように、

肺さんまでの通路を広げたいので胸郭さん手伝ってもらえますか?」

胸郭さん「わかりました。お手伝いしましょう。

それでは『背筋伸ばして』『胸を張って』を

心がけたいと思います」

肺さん「鼻さん、顔さん、胸郭さん、

みなさんのおかげでたくさんの息が集まってくれました。

せっかくたくさんの息が集まってくれたので、

左右にある一番下の部屋まで息を送り込んで

少しでも多くの息を蓄えられるように私自身も

部屋を拡張していきたいと思います。

その後は、横隔膜さんの力を借りて

声帯さんにたくさんの息を送りたいと思います。

あっ申し訳ないですが、

腹筋さんは今は動かないでいてくださいね。

腹筋さんが動いてしまうと

横隔膜さんの動きを邪魔してしまうので。

次は主役の声帯さんの出番です。

声帯さんよろしくお願いしますね。 

あれっ、声帯さんは意外に私の近くにいるのですね。

もっと遠いところにいると思っていたのですが」

声帯さん 「鼻さん、顔さん、胸郭さん、肺さん、

ありがとうございます。

肺さん、実は私は あなたの側にいるのですよ。

肺さんの真上にいる気管さんの端に私はいるのです。

それでは左右の声帯をぴったり引っ付けて震えて、

素晴らしい音を顔さんに送り込めるようにします」

顔さん 「皆さんありがとうございます。

それではできるだけ大きな響きを生むために

頬の筋肉に上げて鼻腔さんの部屋を広くしてもらいます」

口さん 「頬さんの協力を得て、

チーズの口を確保して響きのある声を出したいと思います」 

皆さんの理解の助けになると幸いです。

さらに詳しく知りたい方は

「1分でいい声になる!(自由国民社)」を

http://www.newberrysound.com/OneMinutes.html

お読みください。

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早口になっていませんか?

人は緊張の場面や焦っている時は

ついつい早口になってしまいがちです。

相手に自分の声が聞こえにくい場合、

その原因は

声の大きさだけでなく

話すスピードが早い

…すなわち早口である可能性があります。

自分の口や舌の動きより

早く発声してしまっているので

滑舌が悪くなってしまっているからです。

そしてそんな場合

声はこもってしまいます。

誰でも簡単に通る声になり

滑舌も改善できる方法をお教えします。

やり方は簡単。

例えば「隣の客は良く柿食う客だ」を、

ありえないと思えるスピードで

ゆっくりと5回読んでみてください。

能や狂言をイメージ

出来るだけ口を大きく動かしながら

発声するのがポイントです。

その後に通常のスピードで読んでみると

滑舌が良くなっているだけでなく

声も良く出るようになっている筈です。

ここでは下記を注意してください。

・カクカクと音がとぎれないように

・滑らかに音と音を繋げるように

・音は均一に出す

誰にでも簡単にできるので是非試してみてください。

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声の動力源は、空気中の酸素

前号では、営業スマイルにならないためにも

笑顔に見合った「本当の声」に必要性をご説明しましたが

どうやったら「本当の声」になるのか?….

を今号ではご説明していきたいと思います。

それには、まず声はどうやって作られるのか?

という事を理解して頂く必要があります。

声は声帯が震える事によって作られていきます。

しかしながら声帯自らが震えるわけではなく

肺から息が上がってきて、

その息で声帯を震わします。

声帯を良く震わせるのは、

「ちいさな息」より「大きい息」。

体外から体内に沢山息を取り込める事ができれば

大きい息を作ることができます。

実は、声の動力源は、空気中の酸素なのです。

なので、出来るだけ多く酸素を取り込む事ができれば

それだけ声帯に沢山息を送り込むことができて

声帯が良く震え「本当の声」になります。

誕生日のケーキのろうそくの火を吹き消す時の事を考えてみてください。

いきなりろうそくの火を息を吹きかけて消すのではなく

最初は大きく息を吸い込もうとするはずです。

原理はこれと一緒にです。

まずはシンプルに

息を沢山吸えれば「本当の声」になる

とお考えください。

それでは息を沢山吸うにはどうしたら良いのか?

一番簡単な方法

それは「笑顔」なのです。

ここで実験です。

[1] 口をしっかり閉めた状態で鼻から息を吸ってみる

[2] 写真を撮られる時にする「チーズの口」の状態で鼻から息を吸ってみる

どうですか?

[2] の方が息が吸いやすいと感じられたのでないでしょうか?

昔から「笑う門には福来たる」と言われていますが

笑うと呼吸がしやすくなり健康になる

健康な人には良いことが起こる

…ということだと私は思っています。

実は、笑顔こそが「本当の声」のための必須フォームなのです。

まずは、先ほどの[2] のチーズの口のフォームで

息を吸い込むことに慣れてください。

そして、その時に沢山の息が肺に入っていくことを実感してみてください。

スポーツと同じで、素晴らしい結果を出すには素晴らしいフォーム

「本当の声」を作るためのフォームは「チーズの口」

そして、その「チーズの口」で「本当の声」が出るようになる時、

あなたは「本当の笑顔」をしているはずです。

次号以降、更に「本当の声」を作るための

具体的な考え方や練習法を説明していきたいと思います。

YouTubeで、私が説明していますので、予習としてご覧頂ければ幸いです。

【ボイトレ】腹式呼吸だけではダメ!声帯が正しく震えればOK!

【ボイトレ】腹式呼吸は風船とストローでマスターできる!

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