「息で歌う・息で話す」

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新常識

前回の「声を出さない練習のすすめ」に続いて

声を出さなくてすみメソッドを紹介したいと思います。

「息で歌う・息で話す」

…あまり聞き慣れない言葉でイメージできない方が多いと思います。

喉に負担のかからない発声は歌を歌うだけでなく会話をする上でも

非常に重要で皆さん、そうありたいと思われているはずです。

今回はそのために必要な練習法をご説明したいと思います。

ここで実験をしてみます。

まず「ハー」と息をはいてください。

イメージとしては走った後、息が乱れますよね。「ハー、ハー」と。

その時、あなたの喉はどんな感じですか?

喉が乾き喉に負担がかかっている感じがしませんか?

次に「フー」と息をはいてください。

ちょうどバースデイケーキのろうそくを消すようなイメージです。

その時、あなたの喉はどんな感じですか?

先ほどの「ハー」の時と比べてみてください。

「フー」の方が「ハー」よりも喉が乾きにくく

喉への負担が少ない印象を持たれたはずです。

「ハー」という息をはく時、その時は先ほど走った後の息が乱れるシチュエイション

に代表されるように、疲れている時…つまりお腹に力がない時が多いです。

それに比べて「フー」という息をはく時は

バースデイケーキのろうそくを消すように

お腹にしっかり力を入れて息をはいている事が多いはずです。

歌を歌ったり話たりしていて

喉が痛くなる時は

「ハー」という息をはいているのと同じ呼吸法で声を出していると考えて下さい。

「ハー」という息をはくだけで喉が乾いたり負担がかかっている感覚が

あるのですから、その上に声がのっかると息だけの時以上に喉に

負担がかかっているのです。

なるほど!「ハー」より「フー」の方が喉に負担がかかりにくいのか。

と理解して頂いた上で、

どうしたら「ハー」にならず「フー」になりやすいか?

説明しましょう。

1、ターゲットが前方にある、という意識を持つ事が重要です。

バースデイケーキのろうそくを消す時のように

上の前歯に当てるように息を出すのです。

2、お腹に力がなければいけません。

ですが、その力は無理やりの力ではだめです。

よく腹式呼吸というとすぐに腹筋を鍛えなければ、と考える方がいらっしゃいますが

ここでは腹筋を鍛える前にまずはお腹に大きな風船を作るイメージを

持って頂きたいと思います。

ではどうやったらお腹に大きな風船を作る事ができるでしょうか?

http://www.newberrysound.com/clinic/VC17.html

で、具体的な方法を説明していますので、参考にしてください。

声を出すシステムは、

二酸化炭素の「排出」によって声帯を震わすことで成り立っています。

そう、排出しなければいけないのです。

日常会話では、どの人も「フー」の息で、排出できているはずです。

ところが、いざ人前で話す、歌う…

という非日常な環境になると、自然は排出が行われずに

「フー」に息になってしまいがちです。

本当に気持ちが入った、歌やスピーチを行うには

いつも行っている自然な息で行いたいものです。

プレゼンやスピーチの原稿、歌いたい曲

を「フー」の息で、話たり歌ったりしてみてください。

■ What’s New ━━━━━━━━━━━━━■

発声のメカニズムに関して説明したビデオをYouTubeにアップしました。

【ボイトレ腹式呼吸だけではダメ!声帯が正しく震えればOK!】

https://youtu.be/HMt3m2fm-eg

【腹式呼吸は風船とストローでマスターできる!】

https://youtu.be/duXL1Z0E9uE

「声で人生が変わる、目からウロコの1日1分ボイストレーニング」の

バックナンバーが見れます。是非お役立てください。

https://backnum.combzmail.jp/?t=tn38&b=nm23&m=771q

もしあなたが友達の中で一番良い声、会社の部署の中で一番良い声に簡単になれるとしたら

…奇跡のボイトレ本

「1分でいい声になる!(自由国民社刊)」

http://www.newberrysound.com/OneMinutes.html

「ボイトレの”当たり前”は間違いだらけ!? すぐに歌がうまくなる新常識(リットーミュージック)」

http://www.newberrysound.com/Shinjoshiki.html

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