「歌う時にはお腹を引っ込める?」は間違い!ボイトレの「常識?」に惑わされないで!

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肺3

 

ブレス時にお腹を引っ込めてはいけない!

 

肺に空気が入りにくく、

また自然な息 ( 声 ) を出しにくくなります。

 

人は呼吸する時、発声する時、

①息を吸う

②息を吐く  (声を出す )

といった2つの行為を行っています。

それぞれの行為において説明していきましょう。

 

①息を吸う

この時にお腹を引っ込めてしまうと、

肺が圧迫されて肺に空気が入りにくくなります。 

正常な人でもその肺の最大容量の 

90%しか使えていないと言われています。

つまり肺の残りの 10%は、

大抵の人にとってはデッドスペース、

つまり使えていないスペースということになります。 

「使えていない」

…つまり「肺に空気を入れられていない」

ということです。

 

肺は人の身体の右と左、

両側にひとつずつあります。 

右側の肺には3つの袋が、

左側の肺には2つの袋がある構造になっています。

人は左側に心臓があるため、

右側に比べて左側の肺が小さくなっているというのが、

その構造の違いの理由のようです。 

 

さて、その肺の袋ですが、

通常はほとんどの人が

肺の上側の袋にしか空気を入れられておらず、

肺の一番下の袋まで

きちんと空気を入れられていないようです。 

 

では息を吸う時に腹筋に力が入ったら

どうなるかを考えて みましょう。

お腹から肺を持ち上げて圧迫する状態になりますね。 

そうなってしまうと、

肺の一番下の袋には空気が入れにくくなります。

それが「息を吸う時」に

お腹を引っ込めていけない理由な のです。

 

②息を吐く  (声を出す )

息を吐く時にお腹を引っ込めてしまうと

必要以上に肺が圧迫されてしまい、

息の自然な排出の妨げになります。

 

さらに声帯の開閉とのタイミングもズレてしまいますから、 

それがいわゆる「力み」に繋がる危険性があります。 

 

例えば風船を膨らませる状況を想像してみてください。 

風船を膨らませた後、

風船の口を開いたら、

風船の中の空気は一気に外に出てしまうはずです。

その時、空気を出すためにわざわざ風船を

押したりする必要はありません。

風船のゴムが自然に縮む力だけで

中の空気は外に出ていきます。

肺から空気が出る時もこの風船と同じ状態なんです。

わざわざ腹筋を使って無理に空気を出そうとしなくても、

肺が戻る自然な力だけで肺の中の空気を排出することができるのです。 

そう、ブレスの時にお腹を引っ込ませる必要はないのです。

(注:実際に肺から排出されるのは二酸化炭素ですが、

ここではわかりやすく「空気」と説明しています)

  

呼吸はとても大事です。

我々が生きていられるのはこの呼吸のおかげです。

呼吸の重要さ、腹式呼吸の大切さは、

どの分野でも語られていますが

本当のところ、

その機能の源である「肺」に関して、

また肺を正しく活動させるための知識を持っている方は

医師以外には多くありません。

私は医師の方々にも

ボイストレーニングを行っているので

病院で勉強会などを行い、

正しい知識や情報を得ることができました。

それを本気うまくなりたいと思っている人に

生かして頂きたいと強く思います。

 

長年歌っている人、芝居をやっている人のなかで

幼少の頃より

「お腹を引っ込めてしまうクセ」がついてしまい

その後の活動に支障がでてしまっている人を数多くみます。

これから本気で歌や芝居を考えている人

また、お腹を引っ込めてしまうクセ」

がついてしまっている人

はぜひ、正しい「クセ」をつけてください。

 

なお、私の体験レッスンでは、

特に「呼吸トレーニング」には力を入れて指導しています。

・歌がうまくなりたい

・腹式呼吸がわからない

・もっと気持ち良い声を出したい

そんな方にぜひ受講して頂きたいと思います。

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もっともっと気持ち良く歌いたい!

それには今のままのでは難しいかもしれません。

なぜなら
お腹をペコペコ引っ込める誤った腹式呼吸をする…
正しい発声ができていないのにスケール練習する…
無意味どころか逆効果だからです。

私のレッスンでは
本当に正しい発声法や呼吸法を指導
あなたの「本当の声」を引き出します。
そしてプロも行っている
歌のニュアンスや表現力アップの方法を身に付けて頂きます。
「頭に浮かんだことは実現すること」を実現させてください。

*小泉誠司 体験レッスン詳細はコチラ

ボイトレの”常識”は間違いだらけ!?すぐに歌が上手くなる「新常識」

リットーミュージック発行  小泉誠司著 

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